読書

読書本紹介part1

今回は、続きが気になりすぎて寝不足になった本を紹介します。

これまで三十数年、読書をする機会がほとんど無かった私キョイがはまりにはまった本になります。

どうぞごらんください!

1、十角館の殺人/綾辻行人

十角館の殺人 (講談社文庫 あ 52-14) | 綾辻 行人 |本 | 通販 | Amazon

十角形の奇妙な館が建つ孤島・角島を大学ミステリ研の7人が訪れた。館を建てた建築家・中村青司は、半年前に炎上した青屋敷で焼死したという。やがて学生たちを襲う連続殺人。ミステリ史上最大級の、驚愕の結末が読者を待ち受ける! 1987年の刊行以来、多くの読者に衝撃を与え続けた名作が新装改訂版で登場。(講談社文庫)

狐島、大学のサークル、合宿、古い小説。

ぜーーったいに何かが起こる状況

読書好きな人がこぞっておすすめしていたので冒険がてら購入。

続きの展開が気になりすぎてのめりこみました。

犯人がわかった瞬間のあの衝撃

脳みそに電気びりびりーって感じで

はぇーここが繋がってそういう事だったんだ。の連続。

また、推理側と孤島側を章ごとに行き来する仕組みがより続きが気になる仕掛けでまんまとはまってしまいました。

再現不可能といわれたこの作品もHuluで独占配信中。

どんな仕上がりになっているのかワクワクします!予告からめちゃくちゃいい!

ミステリーを読みなれていないキョイでも2~3日で読破できたのでおすすめの一冊になります。

https://www.ntv.co.jp/jukkakukannosatsujin

2、リバース/湊かなえ

リバース (講談社文庫 み 67-1) | 湊 かなえ |本 | 通販 | Amazon

深瀬和久は平凡なサラリーマン。唯一の趣味は、美味しいコーヒーを淹れる事だ。そんな深瀬が自宅以外でリラックスできる場所といえば、自宅近所にあるクローバーコーヒーだった。ある日、深瀬はそこで、越智美穂子という女性と出会う。その後何度か店で会ううちに、付き合うようになる。淡々とした日々が急に華やぎはじめ、未来のことも考え始めた矢先、美穂子にある告発文が届く。そこには「深瀬和久は人殺しだ」と書かれていた――。何のことかと詰め寄る美穂子。深瀬には、人には隠していたある“闇”があった。それをついに明かさねばならない時が来てしまったのかと、懊悩する。

この作品は主人公 深瀬の心理描写が鮮明で刺さる部分が多く、読んでいて苦しい。

それでも続きが気になる、救われてほしいと思いながら読み進めました。

主人公が隠していた”闇”が暴かれていくにつれて真実を知りたい本心で行動する姿に感動しました。

コーヒーの描写も非常に丁寧で思わず飲みたくなる小説です。

この本を読んでカフェ巡り、モーニング巡りにはまりました。

どこにでも居そうな平凡なサラリーマンがここまで行動できるのかと考えると刺さる部分も多く

物語に入り込んだような感覚になりました。

この小説も2~3日で読破できました。

読み終えた後、「えっ。まさか。」の余韻がすごくて気が付いたらコーヒーをすすっていました。

こちらの作品もドラマ化しており、U-NEXTで配信中。

藤原竜也さん、戸田恵梨香さんが出演しております。ぜひご覧ください。

https://www.hulu.jp/reverse

3、ルビンの壺が割れた/宿野かほる

Amazon.co.jp: ルビンの壺が割れた : 宿野 かほる: 本

「突然のメッセージで驚かれたことと思います。失礼をお許しください」

――送信した相手は、かつての恋人。フェイスブックで偶然発見した女性は、大学の演劇部で出会い、二十八年前、結婚を約束した人だった。やがて二人の間でぎこちないやりとりがはじまるが、それは徐々に変容を見せ始め……。

先の読めない展開、待ち受ける驚きのラスト。前代未聞の読書体験で話題を呼んだ、衝撃の問題作!

(解説・西山奈々子)

最後に紹介するのはこちらの作品です。

こちらの作品はページ数が短いので手軽に1~2時間程度で読めますが

衝撃度合い、読み終えた後の喪失感は先ほどまでに紹介した2冊とは比べ物になりませんでした。

フェイスブック上でのメールでの会話が本文になっており

返信をしたりしなかったり、返信がないのに連続で送信したり。

生々しさと結婚する予定だった二人が若かったころの思い出話しの甘酸っぱさと現在の関係性などで

感情の波が引いては押し寄せ、引いては押し寄せ、クライマックスは

押し寄せ×100で電撃が走りました。

読み進める手が止まらず深夜に読み終え寝不足で出社したのを覚えています。

衝撃度はトップクラス!読破後は虚無感が押し寄せるので一人で居るときに読むのをおすすめします。

いかがでしたでしょうか。

読書を趣味にしたいなーと気軽に手に取った作品たちでしたが

なかなかハードな作品もあり、小説の奥深さを感じました。

有名作品にしか手を出していないですがこれから幅広く読書を進めていきたいものです。

次回は超ド級のはまり方をしたあのSF作品となんか、なんかわからんけど天才過ぎて気持ちいい作品と

自己啓発といえばこれ!と間違いない作品を紹介する予定です。

おすすめの作品があれば紹介いただけると喜んで飛びつきますのでよろしくお願いします。

みなさま、よい趣味、読書ライフを!

ABOUT ME
hekkyoi
全人類でもっとも平均的な30代会社員。 上司と部下に挟まれ肩身せませまゴリゴリラ。 何者でもない私の何者になっていく過程のブログをお楽しみください。